建売・分譲住宅会社
建売・分譲住宅会社のM&A
建売・分譲住宅会社では、土地、造成中、建築中、完成在庫を同じ「在庫」として扱わず、区画・棟ごとの追加原価、販売見込み、借入・担保、決済予定を対応させて評価します。
用地・仕掛販売用不動産を案件別に評価する
- 仕入価格、造成・建築原価、販売経費、追加負担
- 許認可、開発・建築確認、インフラ、越境・近隣課題
- 販売開始日、反響、申込、契約、決済予定、値引き履歴
- 長期在庫の理由と、価格改定・用途変更・一括売却の選択肢
借入・担保・代表者保証を区画にひも付ける
金融機関別のプロジェクト融資、担保順位、返済条件、解除予定を物件台帳と照合します。会社全体の借入残高だけでなく、どの決済でいくら返済し、いつ担保を外すのかを確認すると、成約日と物件決済の衝突を避けやすくなります。
仕入力と販売力を示す資料
用地情報の取得先、成約率、担当者、紹介条件
エリア・価格帯別の在庫回転、粗利、値引き
仲介会社、自社集客、現地販売、広告媒体の構成
引渡し後保証、点検、未完工事、補修履歴
販売用不動産の評価、金融機関同意、担保解除、宅建業免許、引渡し後保証は物件ごとに確認します。簿価だけを譲渡価値とみなさないことが重要です。
在庫負担と仕入ルートを分けて候補先へ伝える
在庫は資金負担になる一方、継続的な用地情報や企画・販売ノウハウは将来価値です。整理方法は建売会社の在庫と金融機関対応でも確認できます。
クロージング日から逆算する物件表
- 売買契約・着工・上棟・完成・引渡しの予定日を一枚にする
- 各日程に対応する入金、外注費、融資返済、担保解除をひも付ける
- 成約前後に発生する追加原価と値引き承認者を決める
- 長期在庫は販売継続・価格改定・一括処分の方針を記す
会社の成約日と住宅の引渡し日が重なると、誰が顧客説明や保証書発行を担うかが曖昧になりやすいため、物件単位の責任分界表を最終契約へ反映します。買い手の資金計画にも、在庫取得額と運転資金を分けて示します。